ビーナスブリッジからのパノラマ夜景 ～神戸市街の夜景～

1971年に完成したビーナスブリッジは、再度山ドライブウェイを跨ぐ螺旋状の歩道橋で、諏訪山公園内（標高約160m）にあります。
ビーナスとは「金星（ヴィーナス）」のことで、かつての金星観測史実にちなんで付けられたそうです。

ビーナスブリッジは三宮や元町から徒歩圏内にあり、手軽に神戸のパノラマ夜景を楽しめ、雰囲気も優れていることから、神戸の夜景デートスポットの定番中の定番として広く知られており、週末はカップルを中心に訪れる人が絶えません。

ビーナスブリッジは神戸の街に向かって突き出しているため、繁華街の三宮、兵庫区、長田区、須磨区はもちろん、東方向の灘区や大阪方面まで、180度近い視野角の大パノラマで一望することができます。
明石海峡大橋方面から神戸市街中心部、ハーバーランド・モザイク、メリケンパーク、神戸港、ポートアイランドなど神戸港一帯のパノラマ夜景をより間近に見ることができます。
市街地から近いので、少々天候が悪くても夜景が全く見えなくなることはありません。

愛の鍵モニュメント

かつてのビーナスブリッジには、ビーナスが「愛と美の女神」を意味することから、永遠の愛を誓うメッセージが書かれた南京錠が手すりにビッシリと取りつけられていました。

2004年末、恋人たちが自由に鍵を取りつけられる「愛の鍵モニュメント」が、ビーナスブリッジを上り切った場所にある「諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）」に作られました。

その翌年、ビーナスブリッジに付けられていた約4000個の南京錠は、景観の問題やメンテナンス上の理由から撤去されました。

ビーナスブリッジを訪れた際、記念に鍵を残していきたい場合には、「愛の鍵モニュメント」に取り付けるようにしましょう。