諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）

すわやまてんぼうだい（すわやまこうえんびーなすてらす）

神戸市街中心部のパノラマ夜景を間近に楽しめる夜景スポット
連日多くのカップルが訪れ、永遠の愛を誓うメッセージを書いた「愛の鍵」を掛ける

夜景ガイド

諏訪山公園は、小高い丘である「諏訪山」に明治時代初頭に開園した歴史ある公園で、諏訪山の山頂近く（標高約160m）にある諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）は、神戸市街中心部が間近に迫るパノラマ夜景が楽しめる夜景スポットとして知られ、カップルを中心に連日多くの人が夜景鑑賞に訪れています。

2004年12月9日には、恋人たちが永遠の愛を誓うメッセージや願い事を書いた南京錠を自由に取りつけられる「愛の鍵モニュメント」が作られ、毎年数千個の「愛の鍵」が掛けられています。

諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）のすぐ隣には、1982年11月開業の老舗フレンチレストラン「トゥール・ドール」があり、夜空に輝く星空と眼下に広がる美しい神戸のパノラマ夜景を楽しみながら、愛する人や大切なパートナーとロマンティックなひとときを過ごすことができます。

また、諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）から少し下った諏訪山の中腹には、金星台（きんせいだい）と呼ばれる展望広場があり、その中央には「金星観測記念碑」が建てられています。

ちなみに、金星台と諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）とを結ぶ8の字型のループ橋が、神戸の夜景デートの定番スポットとして有名な「ビーナスブリッジ」です。

ビーナスブリッジからは、諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）よりもさらに間近でワイドなパノラマ夜景を見ることができます。
諏訪山展望台（諏訪山公園ビーナステラス）を訪れた際には、ぜひビーナスブリッジからのパノラマ夜景も楽しんでみてくださいね。

金星の日面通過（太陽面通過）

諏訪山の中腹にある展望広場「金星台」は、1874年（明治7年）12月9日にフランスの天体観測隊が金星観測を行ったことに由来して名付けられたそうです。

この時に観測されたのは、太陽と金星と地球が一直線に並び、金星が太陽の手前を横切るように見える「金星の日面通過（太陽面通過）」という天体現象で、243年間に4回だけ起きる非常に珍しい現象なんだそうです。

最近では122年ぶりの2004年6月8日に起こり、次の機会は2012年6月6日だそうです。
そしてその次はといいますと・・・なんと100年以上先の2117年12月11日まで見られないそうです。